VUCAを生き抜くスタンス

お金全般

VUCAとは「変化が激しく、不確実で、複雑で、曖昧な状態」を意味する英語の頭文字を取った言葉です。これはもはや一過性ではなく、現代を生き抜くすべての人、会社、国、団体が避けては通れない世界を表していると筆者は考えます。

ここでは主体を人に絞って考えると、ビジネスシーンで一例をあげると、今まで仮に勤めていたら頼りになると一般的には言われてきた会社が業績が悪化しているわけでもないのに、早期退職キャンペーンが突然出したり、大規模の配置転換を発表したりしています。また日本全体としては時事として今月政府与党が発表した税制大綱にあるように、少子高齢化に直面する日本で様々な制度を維持するために増税方針を打ち出したり、日本だけを見ても成り行きで予想できる以上の変化の波が押し寄せています。

政治経済が比較的安定している日本でさえこのような状況ですから、世界は我々日本人の想像を超えた荒波でしょう。

このような環境で、個人が頼れるものは自分しかいません。いままで勤め先を変えることが前提にはなってこなかった一部の大企業に勤めるビジネスパーソンでも、終身雇用・年功序列は過去のものになったと考えて行動に移すときです。そこで武器となるのは、培ってきた尖った「専門性」と「ポータブルスキル」です。

私も大企業と呼ばれる会社に勤める一人ですが、所属していた部門が事業売却により売却先企業に出向中で、いずれは転籍か帰任かを選ぶことになります。すでにキャリヤとして曲がり角を迎えており、左記2択ではなく、第3の選択肢として転職を考え、先月転職エージェントに登録し、面談もしました。今まで全く転職を考えたことがなかった身として、自分でも驚きです。

登録、面談にあたっては職務経歴書や履歴書など、割く時間もばかにならなかったですが、今回改めて自分の「専門性」と「ポータブルスキル」の棚卸をするいい機会となりました。

最終的に自分にマッチする企業が見つかって、転職するかは別として、この「どんな状況になっても自分の力で乗り越えてみせる」という自分自身の人生という時計の針が逆戻りすることはないでしょう。もしかしたら第4の選択肢もあるかもしれないとワクワクしているところです。それに向けライティングスキルを鍛えられるブログも続けていきたいと考えています。

副業で大・早期退職時代を乗り切る記事も参考にどうぞ。

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