竜の道と違ってきた..桜の塔 上條漣を演じる玉木宏 シーズン2の行方や如何に⁉

ドラマ

テレビ朝日の2021春ドラマ「桜の塔」(木曜夜9:00~)。前回の記事で昨年のフジテレビドラマ「竜の道」と対比しながら、シーズン1直前の4話までお送りしたが、5話までネタバレあり、シーズン2の6話をネタバレなしでお伝えします。まだこれからでも遅くないですよ!

こんな人に読んで欲しい
  • 桜の塔を途中からでも楽しめるよう、見どころを知りたい
  • 昨年のフジテレビドラマ「竜の道」と同じダークな役でスタートした桜の塔との違いを対比しながら楽しみたい

目次

シーズン1が完結した5話からのストーリー

5月13日放送のシーズン1が完結した5話で、父勇仁を死に追いやった上司の千堂(椎名桔平)に、渾身の一撃で挑んだ上條漣(玉木宏)だったが、返り討ちに会い、打ちひしがれる。

それでもあきらめない漣ではあったが、将来に復讐を誓い捲土重来を期す。5話ラストでにこやかに優愛(仲里依紗)と結婚式を挙げる。事情を知りながら式に出席し、渋い顔で二人を見つめる水樹(広末涼子)。

シーズン2最初の6話は5年後の2021年。中央省庁などでキャリアを積み、警視庁捜査二課課長を担当する上條と、副総監に上り詰めた千堂の今後の対決に注目である。

漣の目的の変遷

5話最後で、打ちひしがれた漣が、どのように考えを転換させるのか詳しくは述べられていない。

が、5月20日放送6話劇中、どういった繋がりのシーンかは現時点では不明なものの、ノーネクタイにひげ面の漣が、父の墓前で「いままでの上條漣は死んだ」との独白がある。千堂への宣戦布告の場面で、目的のためには犠牲をも厭わない今までのダーク路線を捨てたように映った。

つまり、父を死に追いやった関係者への復讐から、警察組織の改革への目的の転換が図られている。

筆者にはお上に対抗する七人の侍に見えたが、皆さんのご意見はいかがでしょうか。

竜の道では、弟のためとはいえ、手を汚し過ぎた玉木宏演じた兄・竜一は最後、自分がかつて見殺しにした反社会勢力の親玉の息子に刺されて、路上に倒れて終劇となる。

しかし、本作では、ダーク路線から脱却したままであれば、死ぬ最期は迎えないような気もする。退職などはあるかもしれないが。

また、シーズン1で優愛が嫉妬に燃えた水樹の二人は、シーズン2ではお茶友になっているが、この三角関係も、このままでは終わらないはずである。

まとめ

桜の塔は、シーズン1から2で、警察組織を舞台とした単なる復讐劇から、組織改革へ視野の転換が図られていると思われる。

その決着がシーズン2のテーマとみられ、武藤将吾が手掛ける脚本の展開に最後まで期待したい。

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