ミニマリスト劇薦ルイヴィトン コインカード・ホルダーM62914

生活全般

こんな人に読んで欲しい

・とにかくルイヴィトン大好きでミニウォレットを探している方

・YouTubeレビュー動画でアブラサスabrAsusやラルコバレーノL’arcobalenoにたどり着き検討してみたが、イマイチ決め手に欠くなと感じる方

・ブランド品に興味はないが多少高くても良いものを長く使いたい方

昨年2020年、キャッシュレス化が進み、スマホのPayPay、SUICAとクレカで小銭無しでの生活がほぼ可能となったと同時に長らく使っていた財布を新調しようとしたら、ネット上ではミニウォレットの百花繚乱、戦国時代に突入し、どれを選んでよいのか分からず1カ月くらい途方にくれました。

本稿では悩みに悩んだ結果、上記の財布を選んだ決め手と、使い始めてから約1カ月経っての使用レビューについて報告。

ミニマリストにとっての財布選びの優先順位は、耐久性、値段、使い勝手、デザインと思います。それでは3者、具体的にはルイヴィトン「コインカード・ホルダー」、アブラサス「薄い財布」、ラルコバレーノ「スマートウォレット」を比較検討します。

目次

耐久性

財布は実用品ですから、まずは財布として使えるものでなければ、話になりません。それぞれレビュー動画もあり、それなりに評価がされているものでしたし、YouTubeで使っている様子も観られるかぎり、普通に使って使いづらいものは無さそうというのが結論でしたが、ここで私が重視したのは「耐久性」です。

ハイブランドでなくともそれなりに良い財布は1万円を超えてきます。ミニマリストだからこそ、頻繁に使い捨てにならないために3年は綺麗に使えるものであってほしいです。ところが、アブラサスとラルコバレーノの1,2年使用後レビュー動画をよく観察してみると、角の革の擦れや、糸のほつれが観られたのです。皮革の着色による使用感は「いい味」とも言われ、一言で否定されるものではありませんが、気に入ったものを長く綺麗な状態で使いたいと思う私には引っ掛かりました。

私がこの財布の前に使っていたのもルイヴィトンのポルトバルール長財布でした。これは2013年6月に購入したもので約8年になり、さすがに角部分の革の擦れは発生していましたが、さらにその前に使っていた1万5千円の黒いレザー長財布が3年で擦り切れて使いきれなくなったことを考えるとよく持ったなと思います。長く使っていただけこのモデルが気に入っていたのですが、残念ながら絶版でした。

一方、現在のルイヴィトンのレザーの終端部(バニッシュ)には樹脂で塗装されたもの(バニッシュ塗装)が多く取り入れられています。店員さんに聞いても、耐久性向上が目的だそうです。バルールは表面の革を裏へ折り返すヘリ返しだったため、さらに長持ちが期待できる、というわけです。

バニッシュ塗装部(片マチ側)

そこで同ブランドの長財布でバニッシュ塗装のポルトフォイユもチェックしましたが、バルールよりも一回り大きく厚く、スリム化したい今の方向性からは外れました。そこで見つけたのがコインカード・ホルダーです。

値段、デザイン

これらの項目については一覧にまとめます。

ラルコバレーノのスマートウォレット上位モデルは、価格が8万円を超えていますが、これはヒマラヤクロコの白い革で作られた見た目にも美しいモデルです。白い財布自体なかなかレアですし、これにしようかとも正直悩みましたが、材質が特上であるほど糸がほつれたときに悲しいのと、現在品切れ中のため縁がなかったと思い、選択肢から外しました。

結局、ポルトバルールから二つ連続でルイヴィトンの財布を持つことになりましたが、今回のタイガや、ダミエなどさりげなくロゴが入ったモデルもありますので、モノグラム柄が苦手な人にもお勧めできます。ルイヴィトンロゴ大好きという方には、もう少しロゴが目立つピンク色のフューシャや、デニム、ブルー、ボルケーノオレンジなどのバリエーションもあります。

使い勝手(1カ月使用後レビュー)

1カ月使ってみての率直な感想は、「思ったのと違う部分もあったが、結果買ってよかった」です。

どこが違ったかというと、カード入れにカードを入れたときの財布の見た目の微妙さです。一つにはそれだけで厚みが出てしまうことと、どんなカードかが外からちらっとではありますが、見えてしまうことです。結論としては、カード類はコインケースに入れることにしました。下の写真にもあるとおり、カードは断捨離により臓器提供意思登録カードに加え、クレカ1枚、健康保険証1枚にまで減らしていたため、その他のカードとお札2枚を合わせても厚さ4mm程度に収めることができました。これはコインケースで出し入れにちょうどいい厚みです。

上のカード類とお札は余裕をもって入ります

あと、常々感じていることとして、他の財布でもそうですが、カード入れにカードを入れると型がついてしまって、そのあと使用枚数を減らしたとしても使用感が残ってしまうこともあります。カード入れを使わないことはリセールバリューを維持できるうれしさもあります。

というわけで、本来の使い方では無いですが、小銭レスにできているので、コインケースにカード類とお札を入れることにしました。お札が千円札と一万円札が1枚ずつなのは、できるだけトータル枚数を減らすことと、保険の両方から考えて選んだ組合せです。今のところベストチョイスかと思います。

フリーポケットには、厚みのない紙でできている領収書やクーポンなどを入れることにしました。

金具はロゴがついたものですが、若干幅が広くて少し大きいなと感じましたが、困るほどではありません。ジッパーはさすがにハイブランドのものだけあって、非常に滑らかにストレスなく開閉ができます。

注意点というほどではないのですが、コインケースに名刺を忍ばせた場合、他のカードやお札を出し入れした時に吊られて財布の内壁にカドが当たってしまい、見た目に悪くなりますので、入れないほうがよいです。

この運用(日常での使用)での新たな気づき

上記のモノだけを収納して使っていて気付いたこととして、いま持ち歩いている現金の額をいつも意識できるということです。いくつ折りにしろ、財布に入れているといま一体いくら持っているのかを認識することはあと1万円以下くらいになった時くらいです。ほとんど使わないにしろ、いまいくらを身に着けているのかを意識できることは新たな気づきでした。

まとめ

以上から、ルイヴィトン コインカード・ケースはルイヴィトン好きな方はもちろん、いま流行りのアブラサスやラルコバレーノでもしっくりこない方や、ブランド品には興味がないが、良いものを長く使い続けたい方にもお勧めできるミニウォレットです。

他のモデルについても次に買い替える機会にむけて注目していきたいと思います。

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