以前、『「空腹」こそ最強のクスリ』の記事で紹介した、16時間断食を実現するための一方法としての朝食抜きの生活スタイルですが、一方で筆者の場合、健康増進のため、夏場のスタミナ維持のため、早朝のウォーキングや筋トレをしっかりやった後、午前仕事をこなそうとすると、昼食前にお腹がグウとなって、集中できないことがあります。
調子のいいときなら、その空腹も楽しみながら我慢してランチを気持ちよく迎えることもできますが、あまりに我慢に我慢を重ねると、ストレスがたまりすぎて、食欲が暴発し、ジャンクフードに走ってしまったり、断食生活そのものが崩壊してしまいかねません。
そこで、上記の書籍でも紹介され、筆者も愛用しているのが素焼きミックスナッツです。
筆者も様々な素焼きナッツ製品を試したのですが、塩味やフレーバーでごまかせない分、質の違いがモロに出ることが分かりました。
目次
コストパフォーマンス
今回おススメするのは、中でも比較的値段もリーズナブルで、美味しいのが「デイリーナッツアンドフルーツ」です。
こちらの製品はアーモンド、カシューナッツ、くるみ、マカダミアナッツの4種類が1袋35gで30袋入りです。アマゾンで2,479円(執筆時点)です。一方で、他製品になりますが、近所のドラッグストアでは1袋30gが7袋入って、800円という製品もあります。前者は100gあたり236円で、後者は同380円です。素焼きナッツを市中で買ったことがある方からすると、味のついていない素朴なものにしては、けっこうお値段高めというのが共通の印象ではないでしょうか。今回の紹介製品は、かなり高コスパです。
袋は切れ目が入っており(写真の左上)、開けやすいジャパンクオリティです。窒素ガスで充填されており、酸化を防ぎいつでもフレッシュな長持ち仕様。
運用方法
午前仕事中、小腹が空いたとき、食べようとすると一袋35gと小ロットとはいえ、「少しかじりたいだけなんだけど、袋いったん開けちゃったので、全部食べないと!」となりがちです。たしかにこの小さな袋は食べ切り前提で設計されているので、ジッパーもついていないし、このまま家に持って帰るのは難しいです。しかも長期間食べるといくら空腹でも、味に飽きていたりもするので、全部がっつり食べたい!ともならないです。
そこで便利なのが、小さなプラスチックケースです。
入れた感じは以下の通りで、35gは余裕をもって入り、仕事のカバンに入れてもかさばりませんし、ある程度密閉性がありますので、食べ切るまでの2、3日はナッツを湿気から守り、カリっとした食感を維持できます。
参考:内容量の統計データ
30袋も入っていると、統計データを取得してみたくなるのが技術職の性。
以下に統計データを簡単に紹介します。内容量は公称35gとなっていますが、27袋中、1袋は35g未満とみられるサンプルがありました。分布を正規分布と仮定し、エクセルの累積分布関数(normdist(35,35.85,0.61,True))で計算される35g未満の袋が発生する確率は、8.23%でした。27袋中1袋である発生率は3.7%であり、それほど大きな乖離はありません。27袋から推定される30袋トータルでの重量は1075gであり、35g×30=1050gより25gオーバーですから、トータルでは損していないと考えられます。
サンプル数 | 27 |
計測装置 | TOKAIZ デジタルスケール TDS-001 |
袋自体の重量(3袋平均) | 1.9(3)g |
袋を除く内容量の平均 | 35.8(5)g |
袋を除く内容量のばらつきσ | 0.6(1)g |
袋を除く内容量の最小値 | 34.6g |
袋を除く内容量の最大値 | 37.6g |
ヒストグラムは以下の通り。
今回ご紹介した商品リンクを以下に示します。
Photo by Raspopova Marina on Unsplash
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