早期退職について、当然のことながらコンサル界隈でも積極派と消極派に分かれる。
積極派に関しては準備が必要で、その準備とはこういうものだ、さらには、交渉術で割増退職金(相場についてはこちら)の上積みを狙うという論調。
消極派に関してはリスクが高いから、交渉と法律をフル活用して会社にしがみつく(過去記事はこちら)or時間稼ぎして転職先を確保するor出向先へ転出を狙う、というのが基本。
本人の意欲、実績、ポテンシャルやビジョンなど本人の属性、現在の待遇、年齢など扱いに関する会社属性、業界業種の現状と将来性の環境属性など、さまざまな要素が絡み合い、一概にどちらがよいというものでもない。
一つ言えるのは、出るときには出る場合のゲインとリスク、出ない場合には出ない場合のゲインとリスクがあるという事実に向き合って、それぞれのゲインとリスクがどのようなものがあるのかについて普段自分の会社に勤めているだけでは得られない情報が多いため、世の実例を通じて自分ならどう対処するのか、バックアップを構えておくことが重要である。
今回は積極派の話。株式会社キャリア・ブレーン白根敦子氏によると、早期退職で明暗を分けるポイントは3つあるという。
- 流されないこと:事前に自分がどうしたいのか決めておく
- セカンドキャリアの目標を早期に設定しておくこと:生き残るのは力がある人ではなく「備えた人」
- 介護を理由に早期退職をしないこと:お金での解決などを最大限模索、自らの稼ぐ力を容易に断たない
詳しくはこちらの記事をごらんください:
中年サラリーマン、早期退職で後悔する人/しない人。明暗を分ける3つのポイント | 日刊SPA! | ページ 3
“人生100年”と言われて久しいが、中年サラリーマンにとっては厳しい時代を迎えている。体力や気力が衰える中で過酷な競争を強いられつつも、役職定年や賃金の大幅カット。新型コロナウイルスの影響もあり、企…
アイキャッチ画像はこちら
コメント