(見積り結果付!)20年/21年満足度1位モデルPanasonicななめドラム洗濯乾燥機NA-VX900B 使用前レビュー

時短

最上位モデルにして、他メーカも合わせた全モデルの中で満足度1位(20年5月4日時点 価格ドットコム調べ)のPanasonic NA-VX900B(L)を先日購入しました。「使用前レビュー」って何?って思われるかもしれませんが、まだ納品前のため、購入するまでに分かった買い時や、見積り価格、困りごとをレポート。

こんな人に読んで欲しい
  • だいたいNA-VX900Bに決めたが、製品ではなくご自身の購入の満足度も爆上げしたい
  • 実際に購入した人が遭遇した買い時問題、見積価格、納品前の困りごとについて知りたい

現在の筆者の状況として21年2月28日に初めて電器屋さんに行き、見積りを取り、それが希望価格を下回っていたので購入を決断、家に入るか等、設置できるかの寸法確認に来てもらう日取りを決めた後、いろいろとすったもんだがあり、結局お金を払ったのは3月1*日(ここまでの詳細は後述)で、搬入予定は6月1*日となっています。

使用レビューは当然そのあとになりますが、YouTubeには既に使用感のレビューがさんざんあがっていますので、改めてレビューする価値があるかは、使ってみてからのお楽しみになります。しかし、購入前にぶちあたった買い時や価格、その他注意事項に関する情報は、既存レビューの中に無かったり、有っても的外れなことを言っているのも多かったので、こういう情報があればありがたかったなと思う実体験を共有できればと思います。

目次

NA-VX900Bを選んだ理由

今回初めてドラム式を検討するにあたり、Panasonicドラム式は他と比べてバランスが良いというレビューが多く、初めて使うにはよいだろうと思ったからと、時短目的に買うのでどうせ買うならスマホでも操作できる機能も欲しかったからです。アジ以上に開き直ってすみませんが、ドラム式を自分で使ったことが無い以上、使用前の話としてこれ以上書けることはありません。

洗濯乾燥機のレビューが他と比べて特殊かもと思ったこととして、投稿されている方は、見る限り、せいぜいご自分の買い替え前後の2台のレビューか、レビューをまとめただけの比較記事か、家電量販店の店員目線での評価でした。カメラとかスマホやなどの小さいガジェット類に比べ、「場所を取ること」と「完全な実用家電」であることから、自前で何台も購入して、並べて運転音聴き比べとか、やっている人はいなかったです。値段自体、洗濯乾燥機も高いですが、もっと高額なカメラを何台も購入してレビューしている人いますものね。

家電量販店の店員さんももちろん詳しいですが、その詳しさは、パンフレット上それぞれの機種にどういう機能が付いていて、どれが人気でということに寄っていて、自分で使ってみてという生のユーザ目線にどこまで立てるかというと、せいぜい自分の家で使っている1台との比較においてくらいでしょうね。

上記の事情もあるのか、全体的に、洗濯乾燥機以外の家電レビューに比較すると総量が少なめであり、洗濯乾燥機の比較をうまくお伝えするというのは、レアなだけに今後も需要に対して供給が追い付かない世界が続く気がしました。

また自分で書いておいてなんですが満足度1位という理由だけで買う人なんて余程の金持ちか、おめでたい人以外、ぶっちゃけいないですよね。入口、キャッチとしては最高の部類ですが。

買い時について

結論から言うと、日常生活に不可欠な「生活家電」は今使っているものが調子悪くなってきたらある程度買い時と考えましょう。初めに書いた筆者の実体験だけでなく、店員さんからの情報と合わせて毎年だいたい常に3カ月待ちになるのが特にドラム式人気モデルの宿命です。長く使うものですから、便利で欲しい機能を持つモデルを自分のペースで買うためには、今使っているものが故障して動かなくなってからでは遅いのです。洗濯機壊れて使えなくなったけど、欲しいモデルは3カ月待ちなので、それまでの間コインランドリーに通い続けるなんて、大抵できません。

買い時を選ぶ一番の理由にモデルライフ中、価格に高低が発生する点があります。価格ドットコムの価格推移グラフを見ると、たしかにNA-VX900Bの場合3月くらいに値段の底は出ていますが、後で述べるように、この価格ドットコム最安値を下回る値段がリアル店舗の家電量販店では実際付くので、参考にはなっても当てにしないほうが良いというのが私が今回経験したことです。さらに、人気モデルはバックオーダーを抱えたまま生産が終了し、次の新製品の生産が始まるため、売れ残りである型落ち品がほとんど発生しないという固有な事情もあるかもしれません。

興味深いのは、一つ下位のNA-VX800Bの価格推移グラフを見ると、右肩下がりに値段が下がり続けています。これは、900Bと人気に差があるために、バランスをとろうとしてメーカが卸値を下げた結果、売値も下がってきているものと想像します。ここで詳細は割愛しますが、800Bは中途半端な仕様になっており、800Bに金出すくらいならリーズナブルな300Bにするか、もうちょっと金出して豪華仕様の900Bにするか、という力学が働くものと思われます。一方で900Bは3カ月待ちでも待つ消費者が出るぐらい人気が出ているため、3月を底値に価格が上昇しているのは、卸値を上げて儲けを出そうというメーカの攻めの姿勢が表れているのではないでしょうか。商品力って大事ですね。

「ネットが最安値」が崩れる衝撃

今回、購入した店舗はケーズデンキでした。

近年、家電はネットで買うことが常態化していた筆者にとって、大物を買うのは約10年ぶりでした。というのも、今回の製品は寸法取りをしてもらわないといけないことがわかっており、それは無店舗でやっている地方のネットショップでは、出張見積りは無理だと考えたからです(たまたま自宅の近くに全国最安値の店舗があれば別かもしれませんが、無店舗だから安いことから考えて、近くだからと言って、そんな手間暇をかけられるスタッフは居ない、つまり対応してくれないと想像します)。

というわけで久しぶりに(と言っては申し訳ないが)本気に買うためにリアル店舗を訪れたのですが、正直値段はネット最安値より高くてもある程度は仕方がないと思っていました。冒頭に書いた「こんな人」にご多分に漏れず当てはまっている筆者は、機種も決まっていたため、29万2千円と付いた値札をみてすぐに店員さんを呼び止め、「実際買おうと思っているですけど、あとどれくらい安くなります?」と出身地である大阪仕込みの単刀直入な商談に入ったわけです。

当時価格ドットコム最安値が27万9千円台が付いていた時に、今思うと、私が話かけた店員さんはシメシメと思ったんでしょうね。佐藤二朗似で見た目もどちらかというともっさりしている彼はおもむろに胸ポケからメモを取り出し、一声27万円と書いて渡してきました。それに軽く衝撃を覚えた私は、次の瞬間、「じゃあ、それでお願いします」と言っていました。結局そのあと後述する付属品と追加工事が必要なことがわかったのですが、さらに本体の値下げで総額を圧縮していただき、最終的には26万4***円まで下がりました(すべて税込み)。なかなかのいい買い物ができたなと満足しています。もちろん時間をかければさらに5千円、1万円くらい安い店は見つかった可能性はありますけれども、その費用対効果を考えると、意味がないと思えるほどに付いた値段に満足できたのだと思います。

一方、ケーズの隣にエ〇ィオンが出店していたのですが、事前にチラシをみて「33万円(値段は相談に応じます)」と途方もない数字が書かれていたこともあり、ケーズで思いとどまって店を訪ねることもなく終わりました。上で述べたすべての状況を踏まえると、900Bは人気で3か月待ち、800Bなら1週間で納品可能、という状態ですから、エ〇ィオンが付けた900Bの価格は、決してその値段で暴利をむさぼろうとしたのではなく、800Bや300Bに誘導するつもりの値付けだったのかもしれません。それでも隣に別の量販店がある立地でエ〇ィオンがそれをやるのは販売戦略上危険かなと思いました。

結果「新製品が安い ケーズデンキ♫」がその名に恥じぬ勝利を収めました。

水栓高さが足りない問題

ドラム式は構造上縦型よりも背が高くなってしまうために、水栓の蛇口が本体の上側と干渉して入れられないパターンが発生します。ずっと縦型を使ってきた人にはそこがネックになる場合があります。

最初の見積り後すぐに、自宅へ委託業者に寸法取りに来てもらったのですが、そこで蛇口の高さが足りず、本体と干渉することが分かりました。皆さんもここは注意してほしいのですが、さらに大事なのは、壁ピタ水栓というものを購入すれば、それが解消できることです。その点、委託業者と販売店とのコミュケーションが取れておらず、出張時に即決できずに、その後も大家やその水道業者を巻き込んだすったもんだのせいで、結局購入日は3週間ほど遅れ3月19日となり伴連れで納品も1週間程度遅れてしまいました。水栓本体と工事費用で税込み1万1500円です。


その点、購入を検討される方は、できれば事前に蛇口と本体が干渉しそうかを自前で測長しておき、問題があれば来店時に家電量販店に確認をとり、必要ならその旨合わせて即決できるように手配されておかれることをお勧めします。

導入実績のある人はポイント還元のネット注文がお得!

筆者と違い、ドラム式の導入実績がおありの方は、楽天、とくにポイント還元率の高い楽天ビックがお薦めです。入っているカードの種類によっても異なりますが、プレミアムカードに入っている場合には、5月6日現在、左右両開きどちらでも5万ポイント以上付与され、25万円台~26万円台になっています。価格ドットコムにはポイント還元有で表示されないですので、注意が必要です。



まとめ

お伝えしたかっことをまとめると以下になります。

  • 日常に必要な生活家電は調子が悪くなったら買い替えの検討時期です。完全に壊れる前に余裕をもって注文できるよう早めに早めに動きましょう。
  • 価格に関してお伝えしたいのは、ケーズデンキなら必ず安いとか、どのお店がいいですよとか、そういうことではなく、ネットが最安値であるという固定概念に囚われずにリアルな量販店も回って見積りをとってみましょう。筆者は運よく1店舗目で希望価格を下回る価格のお店に出会えましたが、希望額より高い場合は、何店舗か回ってみることも検討ください。ポイント還元込みなら価格ドットコム最安値を下回ることもザラですので、そちらも考慮入れてみてはいかがでしょうか。
  • ドラム式は構造上背が高いため、蛇口と干渉するリスクあり。特に現在縦型を使っている方は注意が必要。

以上参考になれば幸いです。

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