21年5月現在、私たちは未だに体温計チェックの日々を送っていますが、当面これはつづくと考えられます。ならば、少しでもストレスなく過ごすアイテムで乗り切りたいと思い、いろいろなものを試してきた中で、ぜひお薦めしたいのが本品。
非接触温度計の時短効果
「いくらなら買う価値があるのか」という書き方をしてしまうと、時短効果がわずかでもあれば、有限の時間内で効果が出るという答えになってしまうので、「何日目に経済的にお得になるか」を見積もります。新たに購入する非接触体温計の価格をP、経済的にお得となるまでにかかる日数をd、使う人の時給をS、家族の人数をF、1回あたりの時短分を179秒(3分ー1秒)、とすると、dは下記式で表されます。
試しに別の投稿でも計算した、平均年収の人の時給S=2032円、3人家族(F=3)、体温計の時価(P=1380(円):送料込み)で計算してみると、d=4.6日になります。これをどう感じるかは人それぞれですが、まぁ、短いですよね。たしかに多くの場合、家族全員に時給が発生しているわけでもないですが、子供も遊びに勉強に忙しいですし、かりにF=1にしても、約2週間(14日)ですから知れてます。
ちなみに上式を少し説明すると、分子の「P(購入価格)」を分母の「今の体温計を使うことによって体温を測るために家族全員で一日あたりに費やしている余分なお金」で割ることで日数を算出するというものです。
数学は大人になったら役にたたない、なんて言っている人をたまに見かけますが、上の文字式は立派な数学で、論理的に、定量的に判断を下したり、仮説⇔検証を繰り返して大きな物事を進めるために現代社会において重要な素養と思います。
ただ、定量的な部分を除けば、個人的に、(ビジネス)社会を生き抜くために学校の科目の中で最も重要なのは広い意味での国語だと考えています。論理性に加えて、人に自分の考えを伝える力(コミュニケーション力、プレゼン力)は、何にも増して必要だからです。
閑話休題
購入後半年ユーザーレビュー
さて昨20年10月に購入して以来、半年以上にわたって使用してきましたが、何ら問題なく使えています。この温度計は写真のとおり、バックライトに色がついています。まだ発熱したことがないので、実物の写真はお見せすることはできませんが、体温によって色が変わる仕掛けになっています。測定は本当に一瞬で終わります。1秒です。
ちなみに精度ですが、昨年10月までの半年間に使っていた脇に挟むタイプの電子体温計に対しわずか+0.1℃のオフセットでしたので、誤差レベルで問題ないと考えますし、その状態は使いだしてから半年以上経つ現在も維持されていますので、半年間の耐久性は問題ありません。上記のような時短効果ですし、エッセンシャルな必需品ですから壊れたらもったいないと思わずに新品を買えばいいと思いますし、筆者もそうするつもりです。
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