【エコサイト小牧】初回でも迷わず参加できる方法を体験者が伝授【せどり】

お金全般

目次

はじめに

愛知県内でオープンに会員を募集している古物市場の一つであるエコサイト小牧。古物商許可証を所有し、これから参加したいという方は、既に古物取引を大規模に展開されているよりは、副業としてまずは小さくビジネスを始めたい方が多いのではないかと想像します。著者もその一人で、24年6月に初めて会員になりました。本稿では、入会時に同市場のHPに書いていないことで、これ教えておいてくれればありがたかったなと思ったことを余すところなく、紹介します。

市場情報公開ホームページ
コチラのホームページでは古物市場の出品情報を公開しています。

概要

エコサイト小牧は、倉庫がいくつか連なった専用の建物を有する古物市場で、倉庫の一角に3段のひな壇が設けられたオークション会場があります。基本情報は表に示す通りです。

入会金22,000円(税込み)
参加費1,870円(税込み)
事前出品情報有り(前日の16:30にHPに出品リストと写真が掲載)
古物商許可証
紹介者不要
頻度(曜日)毎週金曜
季節ごとの休場日あり(HPに記載)
手数料等購入額の5%+消費税
基本情報

同市場は、名鉄小牧線味岡駅から800m、徒歩11分ほどで鉄道によるアクセスが悪いほうではありません。ただ古物を買い取りする場合、比較的ボリュームや重量のある買い取った物を持ち帰る必要があるため、ほぼすべての方が車でいらっしゃることになるかと思います。HPには車での道順が書かれているものの、駐車場の有無、場所については言及がありません。

初回、著者はHPの案内通りに車で同市場に到着し、隣接する駐車場に駐車し、事務所を訪ねましたが、隣接駐車場は同市場の駐車場ではないので、駐車はしないように言われました。

隣接駐車場でない、市場内の駐車スペースは一応存在はしているのですが、大量の出品者や、大口取引者と思われる常連会員の比較的大きなトラックが横付けしており、初回を含む歴の浅い会員が停められるスペースは明らかに無さそうな雰囲気でした。

では、どこに停めれば良いかですが、徒歩8分くらいのところにある西友味岡店の有料駐車場に停めることになります。同駐車場は90分以上1時間あたり100円で日当たり最大500円で駐車できるシステムです。進入する際にカメラで車とナンバープレートを自動的に撮影され、出る際に支払機で4桁のナンバープレートを入力すると、経過時間に応じて料金を請求されます。

セリ落とした後に車を取りに行き、その際に駐車料金を支払って、領収証を受け取って提出すると、精算の際に、市場への支払金額から駐車料金を差し引いてもらえる仕組みになっています。

したがって、初回訪ねる際も、いきなり西友のパーキングに停めて市場に歩いていくのが効率が良いと思います。

一日のセリの流れ

これもHPには特に書いていませんが、基本的には大物から小物に向かってセリが進みます。HPにセリ日(毎週金曜)の前日15:30に公開される出品リストがありますが、大枠としてこのリストに掲載された順と覚えておいていただいて問題はないかと思います。実際に参加してみると市場内に配置されたものの順にセリにかけられるため、厳密にリスト順というわけにはいかないのですが、具体的には次の通りに進行します。①運び出しやすいように出入口付近に置かれた厨房設備を立ち合いでセリ、その後、②ひな壇に移ってセリ参加者が座りながら、家具・冷蔵庫・洗濯機などの大物家電のセリ、③同じひな壇に座りながら、机を設置して、その上に乗せられる小物を流れ作業でセリにかける、という流れです。

従って、訪問前にリストを見たうえで、市場への到着時間は、上記の流れの中で自分のセリ落としたいもののセリが始まる頃合いに行くのはリーズナブルではありますが、注意したいのは、全体の取引量の多寡がリストからは必ずしも読み取れないため、場合により全体の商品数量が少ない日には、思ったよりも早くセリが終わってしまうケースです。

著者は現時点で2回参加していますが、初回は16時過ぎにセリが終了しましたが、2回目は取引量が少なく、14時に終わってしまいました。1週間に1度のチャンスで欲しいもののセリに参加できないのは痛いので、何十回も参加して慣れるまでは、10時には到着してセリに最初から立ち会っておくのが安全でしょう。

昼休憩について

昼休憩については、あまり決まった時間は無いようで、市場のセリ主が全体の進行具合などから、昼休憩の開始が宣言されます。再開は、午前(前半の部)の終了時から基本1時間後です。例えば12:30に午前の部が終われば13:30から再開、という具合です。

市場関係者や常連の方々は弁当が用意されているようで、市場の一角でランチタイムが始まりますが、そうでない人は持参してきた昼食をひな壇で食べるか、外に出て車に乗ってどこかで昼ごはんを食べるかになります。私は初回は車を出してレストランで食事をいただき、2回目は歩ける範囲にあるレストランに行こうとしましたが、臨時休業で食いっぱぐれ、結局西友で買ったおにぎりとパンを車で簡単に済ませました。

2回目は炎天下、汗かきながら彷徨い続けて疲れ果てたので、結論として当面は朝一で訪ねる時に簡単なコンビニ食を持参して手っ取り早くひな壇で食べるのが一番手軽かなと思いました。

セリ終了後の流れ

セリが終わると精算が始まりますが、事務所で各参加者の精算書類作成に20~30分程度かかるため、その間に車を取りに行き、積み込みをやるのが時間効率が良いように思います。積み込みが終わった頃合いをみて、駐車場の領収証とともに事務所に行くと、精算を受け付けてくれました。そこで競り落とした商品の支払を行えば、終了です。

市場関係者の雰囲気

著者が入会した古物市場としてはエコサイト小牧が初めてのため、他との比較では述べられませんが、冒頭にも書いたように紹介者が必須のような、クローズドな市場ではないこともあり、基本的には初心者を邪魔者扱いするようなスタンスはなく、取っ掛かりやすい雰囲気かなと今のところ受け取りました。

ただし、セリ参加者同士は基本商売敵のライバルのため、その基本原理は忘れないように、接するのが無難かなと思います。自分が欲しくて競り落としたとしても、あまり儲けが確定したからといって、ガッツポーズや喜びを表情として出すようなことは無く、ポーカーフェイスで過ごすのがベースの対応になります。というのも、自分が落とした商品がすごく儲かるのを悟られると、「そんなに儲かるなら俺も買ってみようかな」とばかりに次に同様の商品のセリが行われる際に無用な参入を誘引してしまう可能性があるためです。したがって、少なくとも著者は、心の中ではガッツポーズをしたくても、ぐっと押し殺して「こんな高額で競り落としてしまって大丈夫かな」と思われるくらいの淡々とした表情で参加するようにしています。

Stefan SchweihoferによるPixabayからの画像

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